デザイナー・ヤマモトの課外活動_2「ピクトグラム」
こんにちは、デザイナーのヤマモトです。
今回お話しするのは、今年の2月から始めた「今日は何の日」をテーマにしたピクトグラム制作。実際に制定されている日をピクトグラムにして、毎朝発信しています。
きっかけは知り合いの作家さんがコンスタントに発信されている姿に憧れてのことでした。
すべてに言えることですが、アクションを起こしてみると気付きがたくさんあります。様々な分野を取り上げているので医療・建設・海外アーティストさんなどいろいろな方がフォローしてくれ、その方々の活動を見られたり、同じように「今日は何の日」をテーマに「家紋」や「写真」で発信されている方がいて毎日頑張ってるなって勝手に仲間意識が芽生えたり(笑)
ここではやりながらピクトグラムやイラストの描き方などを自分なりの言葉で綴っていこうと思います。
描く前に情報の整理
最近投稿した「双子の日」は1874(明治7)年の太政官布告に制定されたそうです。双子と言えば、同じルックスで同じ動作をしたり、そんなイメージがありますね。
まず情報を整理してとりかかってみます。ルールはピクトグラムなのでパッと見て情報が相手にすぐ伝わるよう、できる限りシンプルに設定します。
・双子を視覚的にわかるように二人
・同じ動作がわかること
・2人似ている(一卵性では似てないこともありますが…)
・幼児で可愛く
全ては比率
まずはざっくり全体を捉えます。
絵を描くときは最初に比率を割り出します。ありきたりですがデッサンでやる考え方。
リアルな身長だとよく8頭身が大人でスタイルがいいとされますが、幼児や子供の比率は4頭身くらい。
ピクトにするならさらに頭を1として全身は2.5~3倍。
1 : 2.5
可愛らしさや幼さない印象を出す
さらに顔の輪郭は正円または少し横長にしてみると、まんじゅうやお餅のような見ていて安心感を与えるイメージにになります。あとは目の位置を頭の上下中心よりやや下に位置して、左右の目を外へ離れ気味にするとより幼さが強調されます。
実際に自分が日々何かを描くときに自分のデザインを言葉にしてみて自分自身なるほどと思いました(笑)
「イラストってどう描くの?」って過去にも何度か聞かれたことはありますが、今回は「双子」「こども」を題材に描いてみましたが、その時々で違うのでまた言葉で説明していきたいと思います。
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