売れる!広告コピー入門 第1回「ターゲット目線で書く」
こんにちは。スタヂオ・ユニ 京都です。
誰でもECショップを開ける時代。商品、たくさん販売したいですよね。
コピーや説明文の書き方ひとつで商品の売れ行きは変わります!
そこで、このブログでは売れるコピーの作り方をお伝えしようと思います。
第1回目は、売れるコピーの超基本「ターゲットの目線で書く」です!
書いたコピーを消費者目線で見直すことが大切!
例えば、製薬会社の広告担当者になったつもりで読んでみてください…。
このたび、会社が独自開発した保湿成分を使った化粧水を新しく販売することになりました。化粧水の最大の特徴は、開発に50年かかった画期的保湿成分「ハイパーミラクル成分」を化粧品で配合できる最大量配合していることです。
さて、どんなコピーをつけますか?
例えば…こんなコピーはどうでしょうか?
おお!なんかすごそう!インパクトある!
商品の特徴がよく伝えられているね!これは売れるに違いない!
……でも待ってください。
化粧品を購入する身になって冷静に考えてみてください。
「ハイパーミラクルって…何がハイパーでミラクルなの?」
「そもそも、ハイパーミラクル成分なんて聞いたことないんですけど」
「最大濃度ってどういうこと?」
「結局、使ったらどうなれるの?」
「勢いだけだよね」
どうですか?
目線を変えてみると、商品の良さが伝わっていないのがわかると思います。
商品に対する思い入れが強ければ強いほど、商品のすごさをアピールしたくなるんですよね。でも、消費者にとって商品の購入の決め手になるのは「この商品を使うことでどう得するか?生活がどう変わるか?」という点。
上のコピーは企業の言いたいことを詰め込んだ「企業目線」のメッセージ。商品に興味を持ってもらうには、消費者にとってどんな変化があるのか「消費者目線」のメッセージを意識することが大切です。
商品特徴からメリット・ベネフィットを導き出してみる
消費者目線のコピーを書くためには、商品のメリットやベネフィットを導き出すことが重要。 商品のメリットとは「商品の効果」、ベネフィットは「消費者がどう変わるか」といったところです。 「この商品にはこんなメリットがあるから、この商品を使った消費者の方の毎日はこう良くなるよね」と連想しながら考えていくとわかりやすいですよ。
商品特徴を細かく分けて一つひとつ導き出してみましょう!
基本的にはベネフィットを中心に考えていくと、消費者の方により興味を持っていただけると思います。
例えばこんな感じです。
こちらの方が、商品を使えば悩みが解決できること、簡単にお手入れが完了できることが伝わって、興味を持ってもらえそうだと思いませんか? (ちなみに…すべての要素をコピーで表現する必要はありません。情報の取捨選択も必要です。また場合によっては薬事法、景表法に注意しましょう)
商品の特徴をメリット・ベネフィットに置き換える。コピーや説明文を書く前はこれを習慣化しましょう!
さて今回はここまで。 次回は、売れるコピーのこれまた超基本「誰に向けて言うか?でメッセージは変わる」についてお話ししたいと思います!
さいごに…
スタヂオ・ユニ 京都では、衣・食・住さまざまなジャンルのセールスプロモーションを得意としています。コピーはもちろん、デザインやWEBまで一貫して制作しておりますのでぜひお気軽にお問い合わせください!